変わりたいけど変われない、そんなあなたへ:『夢をかなえるゾウ』

      2018/01/01

今の生活を変えたくて頑張りたいけど、家に帰るとついついダラダラ過ごしてしまう。

自己啓発本を読んで、しばらくはやる気と希望が湧いてくるが、しばらく経つといつもどおりに戻ってしまう。

そんな経験をしたことのある人は少なくないでしょう。

私もそうでした。

そんな【変わりたいけど変われない人】に強くオススメしたいのが、今日紹介する『夢をかなえるゾウ』です。

夢をかなえるゾウ文庫版

概要

変わりたい、パッとしない今の生活から抜け出したい…

そのような思いを抱きながらも実際に行動に移せないサラリーマンの主人公。

彼の前に突如現れた関西弁を話すゾウの姿をした神様【ガネーシャ】。

ガネーシャは『自分を変えるために一番簡単な方法』を教えてくれると言った。

そんなガネーシャと、その教えに対して半信半疑ながらも従っていく主人公の日常を描きながら、デキる自分に変わるための方法を解説するエンターテインメント小説です。

ガネーシャの出す【成功するための課題】を読者に対しても実行を促してくる、いわゆるストーリー仕立ての自己啓発本とも言えます。

この本の魅力

世に出ている自己啓発本・ビジネス書の大半は、その内容を読んで実行できる素質を持った人に向けての本です。

この『夢をかなえるゾウ』は、『読んで実行できない人』にターゲットを絞った自己啓発本です。

まず主人公はビジネス書や自己啓発本を買ってみるが、書かれている内容をまったく活かすことができていない人間として描かれています。

主人公とガネーシャの会話・行動を主軸としたストーリーですので、ガネーシャの言葉一つ一つが自分に投げかけてくるように感じることができます。

そしてガネーシャのセリフや、少ないですが著者の言葉の中にも、努力できない人へ向けてのメッセージが多く含まれています。

それらの言葉は【変わりたいけど変われない人】であった私に、ことごとく突き刺さりました。

ときにはかなり厳しい調子で自分の情けない部分を責められている気分にもなりますが、だからこそ、この本には他の自己啓発本にはない効力を持っていると感じました。

1章につき1つ出される課題は誰にでもできる簡単なものでありながら、成功者が行っていた習慣でもあります。

なかには「こんなことをして意味があるのか」と思ってしまうような課題もあります。

ガネーシャはそんな疑いの気持ちすら見抜き、おちゃらけた様子でありながら、適切な【アドバイスを実践するためのアドバイス】を授けてくれます。

中でも最も私にとって響いたアドバイスを引用させていただきます。

「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」

もちろん単純に読み物としても大変面白く、つい笑ってしまうような場面や、ウルッとくるような展開もあり、あっという間に読み進めることができてしまいました。

主人公とガネーシャ(+とある超有名人)だけと登場人物は非常に少ないですが、それぞれのキャラが魅力的に描かれており、一つ一つのお話がしっかりと頭に残ります。

オススメしたいシーンはいくつもあるのですが、ネタバレしてしまっては楽しみも半減してしまいますので一つだけ。

主人公が神様にマジギレするシーンはつい声を出して笑ってしまいました。

この本の使い方

『夢をかなえるゾウ』に限らず、本の読み方・使い方は人それぞれです。

課題が1つずつ出される形式ですので、1日1章読んで課題を実行していくのも良いですし、ストーリーを楽しみながら一気に読み終えてから、出てきた課題を1つずつ実行していくのアリだと思います。

ただこの本の効果を最大限に活かすためには、前者の1日1章ずつ読み進めるのがオススメです。

その方がより主人公に感情移入することができ、本当にガネーシャから【成功のための法則】を学んでいる気持ちになれるからです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

成功するための本を何冊も読んでいるが、生活の変化が感じられない、そんな時に出会ったこの本は私の習慣をガラリと変えてくれました。

あくまで意識が変わったというよりは、課題を実行するうちに【行動するクセ】を身につけることができたのではないかと思います。

少しキツイ言い方にはなってしまいますが、この『夢をかなえるゾウ』を読んで実行に移せない人は、今後自分を大きく変えるということはできないだろうな、と感じました。

それくらい思ってしまうような魅力と効果がこの一冊には詰まっています。

値段も手ごろになっておりますので、自分にピッタリだと思った方は、是非お手に取ってみてください。

閲覧いただき、ありがとうございました。

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