どうもフリーランスエンジニアのてぃすです。
エンジニアを目指すにあたり、もっとも確実性の高い手段がプログラミングスクールを活用するというもの。
そんなプログラミングスクールの中でJavaを扱っているプログラミングスクールが特に多いです。
しかしJavaを使ってエンジニアとしてのキャリアを開始する場合、SES企業などのスキルアップの保証のない企業に入ることになる確率が結構高い。
また官公庁や大企業での採用が多いことからスーツ勤務などといったエンジニア軽視の風潮が強い現場も多かったりします。
そうなるとカジュアルで自由な雰囲気の、よく理想としてあげられるエンジニアへの道は少し遠のいてしまいます。
一方でRubyであれば素早くWebアプリケーションを開発できるという特徴から、自社開発のベンチャー企業などの採用が多いため、そういった人気のスタイルの働き方を実現できる可能性が高くなります。
ぼく自身Javaをやっていた頃はスーツ勤務で狭いスペースに詰め込まれてロースキルな仕事に当たることが多かったですが、Rubyにスキルチェンジしてからは私服で作業環境に恵まれた現場に入れることが多くなりました。
そこで今回はこれからエンジニアを目指す人に向けて、Rubyを学ぶことができるプログラミングスクールの中で特におすすめできる3つを紹介していこうと思います。
選ぶ基準
Rubyを扱っていればそれで十分というわけではもちろんありません。
いくらカジュアルな働き方を目指しやすい技術を扱っていたとしても、挫折せずに学ぶことができ、実際にエンジニアとして働き始めることできなければお金の無駄遣いになってしまいます。
そこで今回紹介するプログラミングスクールは、Rubyを学べることは当然として、その上でエンジニアを目指す上での欠かせないサービスを提供している企業に絞って紹介していきます。
就業支援
プログラミングスクールの選び方の中で、学習カリキュラムについて言及されることは当然多いですが、実は就業支援の有無と質も絶対に見落とすことのできないポイントです。
というのも他業種からの中途入社などの形で、未経験からエンジニアを目指そうとした場合、いくらプログラミングについて学んでも自分で就業先を目指すというのは結構難しい。
就業支援を備えているプログラミングスクールで学び、そのままスクールの支援で就職先を見つける、というのがエンジニアになるための最短ルートなんです。
なのでプログラミングスクールを選ぶにあたっては、この就業支援があるかないかを必ずチェックするようにしましょう。
今回紹介するプログラミングスクールはいずれも優秀な就業支援を備えているところになります。
実践的なカリキュラム
就業支援は大事ですが、もちろんそのスクールで学べる内容も重要です。
簡単なプログラミングの文法だけ教えて「はいオシマイ」みたいなスクールに通うのではお金をドブに捨てるようなものです。その程度であればネット上の情報で事足ります。
実際で働いてみないとわからないことなのですが、エンジニアにとってまず必要なのはバグを解決したりなどといった問題解決能力です。
そしてその問題解決能力を鍛えることができるのはより実際の業務に近い、実戦形式の学習カリキュラムです。
より高い質の経験を積みたいのであれば、実際にサービスを作って見るといった形でカリキュラムを提供するスクールを選択すべきでしょう。
おすすめのRubyが学べるプログラミングスクール
では早速、上記の条件を満たすスクールの中でも現役エンジニアの目線から特にオススメできるスクールを紹介していきます。
Tech Boost
まず最初にオススメするのが、Branding Engineerの運営するTech Boostです。
料金:入学金219,800円 + 月額29800円
期間:3ヶ月〜
形式:通学 or オンライン
現役エンジニアサポートあり
こんな人にオススメ
Webの知識はもちろん、AIやIoT、ブロックチェーンなどの最先端技術も学びたい
Branding Engineerは
- 充実したサポートと保証でフリーランスから支持を得ているmidworks
- コンサルタントが全員エンジニア経験者の贅沢な転職エージェントであるTech Stars Agent
などを運営しており、キャリア支援の領域において非常に影響力を持っている企業です。
そんな企業が運営しているわけですので、当然就業支援のクオリティはトップクラス。
もちろんキャリア支援事業において蓄積されたノウハウは学習カリキュラムにも反映されていて、プロのエンジニアになるために無駄なく構築されています。
基本的なカリキュラムは最終的にTwitterやInstagramのようなWebサービスを作れるようにになるまで学習をサポートしてくれます。しかもメンターの2人3脚で。
より実戦的な経験を積むことができますね。
他にオフィスを解放しての作業スペース提供、オンラインでの質疑応答など非常に力の入っているプログラミングスクールと言えます。
値段もサービスの割にはスクールの中でも良心的な価格となっています。
通学とオンライン両方が選択可能ですので、自分の住んでいるところや生活スタイルに応じて選べるのが嬉しいですね。
GEEK JOB
次は完全無料でRubyが学べるプログラミングスクールであるGEEK JOB。
料金:0円
期間:3ヶ月(経験により前後)
形式:通学
現役エンジニアサポートあり
年齢制限:高校卒業から29歳まで
こんな人にオススメ
金銭的に余裕がないので、無料でスクールに通いたい
GEEK JOBの特徴は何と言っても無料であるということ。
ただより安いものはない、ということで地雷撤去の仕事をさせられたりしないかと不安に思う人もいるかもしれませんが、無料であるのにはちゃんと理由があります。
就職した企業側からお金を貰うシステムとなっており、受講生は払わなくなくて良い。要するに受講者の代わりに人が足りない企業がお金を払ってくれるというわけ。
これも人材不足が加速したことにより生じてくれたメリットですね。
初心者からの教育にも力を入れているのも特徴で、現役プログラマーが個別指導してくれるので、文系出身で他業種からの転職でも幅広く受け付けています。
参加者の71.6%はパソコン初心者からスタートしているにも関わらず、転職成功率は95.1%という実績を誇っています。
Web開発の基礎から、オリジナルアプリの開発までしっかりと整えられたカリキュラムですので、現役エンジニアの視点から見ても実戦的かつ十分な内容であると言えます。
実際に開発したアプリを面接でもアピールポイントとして見せられるというのは非常に大きい
プログラミング学習と並行して進めていく就業支援も無料とは思えないクオリティの高さ。約500社の優良企業から最適な企業を紹介してくれます。
基本的には平日に週3日ほど通う必要がありますが、退職日が決まっている正社員であれば夜間の参加などの調整をしてくれるというのもありがたいです。
弱点としては四ツ谷、九段下にあるいずれかの会場に通う必要があるので、そこまでの通学が厳しいという人には向いていません。
また無料であるという点もお財布には優しいですが、お金を払っていないことから逃げ道を作りやすいというところが人によってはデメリッとなり得るでしょう。お金を払ったから後には引けない状況っていうのも、実は継続するためのプラス要素でもあったりするので。
とは言え初心者への豊富な指導実績から、難しくて挫折となる可能性も低いので、よっぽど怠け癖でもない限り問題はないでしょう。
あとはある程度の調整をしてもらうことは可能ですが、オフラインが中心のカリキュラムなので他のスクールと比べた時に働きながら通う難易度が高いことは覚えておくべきでしょう。
より詳細な情報を知りたい人は一日体験も開催しているので、足を運んでじっくり話を聞いてみることをオススメします。
ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプはプログラミングスクール全体を見渡してもトップクラスの指導力を提供するプログラミングスクールです。
料金:250,000円
期間:3ヶ月
形式:オンライン
現役エンジニアサポートあり
こんな人にオススメ
とにかくハイレベルな指導を受けて最前線で活躍するエンジニアになりたい
エンジニア向けのキャリア支援サービスを運営しているポテパンが運営するポテパンキャンプ。
このスクールの一番の特徴は何と言っても講師陣のレベルの高さ。
Ruby on Railsに特化した非常に優秀な現役エンジニアを講師陣に備えています。
また紹介している企業もいわゆるイケイケのベンチャーが多く、カジュアルな働き方を実現しながら、バリバリスキルアップしたいという人にもおすすめです。
ぼくも以前ポテパンキャンプの卒業生の方と仕事をしたことがあるのですが、ものすごいレベルが高く、スクールを卒業したばかりとは思えないスキルでした。
Webエンジニアを目指すのであれば選抜クラスというのに申し込むことになります。そして名前の通り、このコースは選抜をクリアしないと受講できません。
この選抜が結構ハードルが高く、申し込んだからといって必ず受講できるわけではないということは覚えておきましょう。選抜の基準はモチベーションの高さやコミュニケーション能力、過去の経歴、採用企業からのニーズなどなど。
条件は厳しいですが、それだけ得られるものが多いスクールではありますので、ポテパンに申し込んだ上で、選抜をクリアできなかった時のために他のスクールの話も聞いておくというスタンスがおすすめです。
非常に無駄のないサービスで料金も良心的なところが嬉しいですね。
カリキュラムもECサイトを現役エンジニアの指導のもと作成するという者で非常に実践的です。
もちろんポテパン自体がキャリアサポートを事業としている企業ですので、就業支援の方にも抜かりがありません。
気になった方は、まずは無料カウンセリングで自分に向いているかを詳しく確認してみましょう。
DMM WEBCAMP
「使い放題」「就職保証」が特徴のDMM WEBCAMPです。
料金:628000円(分割払い可能) 転職・就職できなかった場合全額返金(30才未満の場合)
期間:学習3ヶ月 + キャリアサポート3ヶ月
形式:通学 or オンライン
こんな人にオススメ
とにかく確実にエンジニアとして働けるようになりたい
まずカリキュラムは当然のように実践形式。
チーム開発でモチベーションを保ちながら、最終的にはオリジナルサービスを開発する流れですので、より現場で活躍できる知識を身につけられる上、面接時のアピール材料としても活用できます。
「使い放題」と謳っている通り、渋谷のおしゃれなオフィスを作業場所として11時から22時までの間使い放題。
しかもオフィスには講師が常駐しているので、好きなタイミングで質問し放題。
また2019年7月からは難波校もオープンするため、選択肢が関東に比べて少ない関西の方にとっても有力な選択肢となるでしょう。
もちろん自宅で学習をすることもでき、その際はオンライン上で好きなだけ好きなタイミングで質問することができます。
やる気があればあるだけ高い成果を得ることができるスクールと言えるでしょう。
就業支援についても非常に力を入れていることが特徴で、単純に企業を紹介するだけではなく、受講生について徹底的に分析をして、あなたに向いている企業を紹介してくれます。
職務経歴書の添削や模擬面接などの準備・対策も行ってくれるので、成果物をポートフォリオとして活用できることも合わせて、確実性の高い支援が期待できます。
このような手厚いサポートもあり、DMM WEBCAMPは就職成功率98%。
価格は今回紹介するスクールの中でも高額になりますが、DMM WEBCAMPは「就職保証」を行っており、もし3ヶ月のカリキュラムを完了し、就職できなかった場合は支払った料金を全て返金してくれる制度となっています。
レベルの高いカリキュラムと就業サポートがあってこその制度ですね。
ただ一点注意しておいてもらいたいのが、就職保証は30才未満の受講者限定のサポートとなっています。そのため就職保証を目当てで選ぶ場合、30才以上の方はそのてんを考慮した上で検討すべきです。
確実性を望むのであれば値段は高めですが選ぶ価値のあるプログラミングスクールです。
とは言え思い切って決める前に無料カウンセリングに参加して自分にあったスクールなのかを慎重に判断するようにしましょう。
ぼくが未経験だったらどうするか
今回オススメしたスクールを活用すれば高い確率としてエンジニアとして働き始めることができるでしょう。
ただやはり安くないお金を払うのであれば、自分に一番マッチしたスクールを選びたいですよね。
無料カウンセリングを用意しているスクールも多いので、そこで実際に色々質問攻めしてみるのが一番手っ取り早く確実でしょう。
その上で
- より確実にエンジニアになることを目指すのであればDMM WEBCAMP
- ブロックチェーン、AI、IoTなどの最先端技術も学びたいという人はTech Boost
- 金銭的に余裕がないので無料でチャレンジしたいという人はGEEK JOB
- 選抜に合格できるか分からないけどポテパンキャンプにもチャレンジする
といった形で自分に合うスクールに申し込むのが王道でしょう。
まとめ
プログラミング学習は適切に勉強すれば身につけられるものではありますが、やはり初心者の人にとっては難しく感じるものです。
なので独学だけでプロのエンジニアを目指そうとすると何度も壁にぶつかりますし、就職活動も非常に労力が必要となります。
プログラミングスクールは通わなければ絶対にエンジニアになれない、というものではありませんが、活用することによって最短で効率よくエンジニアを目指すことができます。
鈍行電車と新幹線の違いのようなものです。
途中で挫折するリスクを回避したい、できるだけ早くエンジニアとして就職したい、という人は今回紹介したプログラミングスクールを検討してみてください。