こんにちは、フリーエンジニアのてぃすです。
プログラミングを始めようと思った時にまず立ちはだかるのが、
どのプログラミング言語を選択するか
という問題です。
Googleで『プログラミング おすすめ』や『プログラミング 初心者』などと調べてみても、
オススメプログラミング言語○選といった類の記事やサイトばかりで
結局何を勉強すればいいの?
となってしまっていることでしょう。
そこで今回は、現在プログラマーとして働いている私から、これからプログラムを勉強したいという方に向け、国産プログラミング言語であるRubyをオススメする記事を書いていきます。
ここで巡り合ったのも何かの縁。
以下に書いていく根拠になるほどな!と思っていただけたら、今日からRubyの学習を開始してください。
Ruby on Railsの存在
Rubyというプログラミング言語について少しでも調べたことのある人ならご存じかと思われるRuby on Rails(以降Rails)。
ざっくり言うとRubyを使ってWEBサイトを作るための枠組みのようなもの。
料理においてRubyが調理器具なら、Railsはシステムキッチンです。謎なたとえですね。
このRailsの存在がどうしてRubyを初心者にオススメする理由になるのでしょうか?
目標のない作業は苦痛である
地面に穴を掘れ
と理由も告げられず、急に命令されて「よっしゃ!やったるぞ!」
となる人はかなりマレな存在です。というか変な人です。
一般的な感性の持ち主ならば「は?」となりますし、もし逆らえない状況であったなら、かなり苦痛を伴った作業になると思います。
しかしその作業が「果物の成る木を植えるため」であると言われたら少しはやる気が湧いてきませんか?
更にその木に成った果物が自分のものになると分かれば更にモチベーションが上がることでしょう。
重ねて分かりにくい例えになりましたが、プログラミングの勉強でも同じことが言えます。
ただよくわからない英語の羅列を書いていくだけではそうそうやる気が出るものではありません。
世界中に公表させることも可能であるWEBサイトを作るという目標はプログラミングを学んでいく上で、モチベーションを分かりやすく上げてくれます。
C言語やJavaの教則本などは、真黒な画面にプログラムを打ち込んでHello Worldと表示されました!やったね!って感じで全然面白くないですし、それを学んで何ができるのか全く想像できません。
C言語、Javaなどは学習する価値のある言語であることは間違いありませんが、これからプログラミングを学ぼうとしている人にとっては決して優しくはない存在です。
でもWEBサイトを作る枠組みなんて他の言語にもあるじゃん。とお思いでしょう。
もちろんRailsの存在そのものだけがRubyを入門用プログラミング言語としてオススメする理由ではございません。
Railsチュートリアルという最強の学習サイト
Ruby on Rails チュートリアルとはTwitterに似たSNSサイトを作成しながらRailsとRubyの学習を行えるサイトです。
もちろん無料。
WEBサービスの環境設定、開発、公開までの流れを実際に作業しながら学んでいくことができます。
この学習サイトの何が素晴らしいというと、
- 実際にインターネット上に公開するまでの手順も紹介
- GitやBitbucketなどといった実際の開発現場でも使用されるツールの使い方も流れの中で解説
- 実際にWebサイトを構築する上で欠かせないCSSやHTMLの知識も補完
当然のように思われるかもしれませんが、ここまで丁寧に作られた網羅的な教則本・サイトを私は他に知りません。
何より最終的に出来上がるのが、身近な存在であるTwitterに似ているというというのがポイントですね。
このRailsチュートリアルを一通り学習し終えたら、自分で適当にテーマを決めてWEBサイト・WEBサービスを作ってみてください。
分からない部分を調べながら作っていくうちにRails・Rubyの知識がガンガン身についていきます。
まとめ
プログラミング初心者に向けた記事で明確に対象を絞って紹介しているものが少なかったので勢いで書いてみました。
別に将来的にそのプログラミング言語を使わなくなったとしても、その過程で学んだものは決して無駄にはなりませんし、1つの言語を覚えれば他の言語の学習は一気に容易になります。
悩んでいる暇があったら少しでも学習を進めた方が有意義だと思いますよ。
以上、閲覧いただき、ありがとうございました。