TIS ENGINEER NOTE

ITエンジニアのためのキャリア向上ノウハウブログ

エンジニア入門

プログラマになるために資格は必要か

更新日:

ここ最近のエンジニア需要増大に伴って、プログラマやエンジニアになりたいと考え始める人が周りにも増えてきました。

そんな時によく聞かれるのが「プログラマになろうとしたら、資格とか取ったほうがいいの?」という内容。

確かに、真っ黒な画面に向かってカタカタ英語や記号を打ち込んでいるTHE 専門職であるプログラマという職業には、何かしら資格が必要に思えるかもしれません。

今日はそんなプログラマ・エンジニアを目指していて、最初の一歩として資格取得を検討している人に向けてプログラマになるのに資格が必要かという疑問に応えてみようと思います。

先に結論

プログラマになるために、資格は全く必要ありません。

資格勉強をする時間があるならば、自分の作ったサービスやソースコードを公開した方が100倍効率的です。費用対効果抜群です。

迅速にバッサリと結論を出してしまいましたが、ここ先になぜプログラマになるために資格が不要なのか、資格勉強ではなく何をすればプログラマとしての就業に繋がるのかについて説明していこうと思います。

なぜプログラマになるために資格が必要ないのか

プログラマの働く環境では技術の移り変わりが早い

プログラマと言っても使用するプログラミング言語やサービスの形によって扱うモノは変わってきますが、基本的に必要とされる技術・知識の移り変わりが激しいです。

そもそもの歴史として浅く、発展の最中にある技術ですし、日々ツール等も進化しています。

そのため3年前までは有益だった情報が今では全く役に立たない、なんてこともザラにあります。それは扱う言語やフレームワークのバージョンアップによる影響であったり、代替技術の台頭によって発生する悲しい現象です。

資格試験において、これらの最新技術に対するキャッチアップを測ることは不可能です。

資格で測ることが難しい

技術の移り変わり以前にそもそもプログラマという職業の技量をたかだか数時間の選択問題で測ることが難しいです。

無理やり測ろうとしたところで精度はたかが知れているでしょう。

プログラマは日々様々な要望やトラブルを解消しながら、知識や技術を蓄えています。優秀なプログラマであればあるほど、所持するスキルは複雑かつ多岐に渡るわけです。

そういった多くの要因が絡まって構築された価値を把握しようと思ったら、それこそ模擬プロジェクトなどを用意して、優秀な試験官に見張らせ続けて評価を行う他ないでしょう。

そもそもソースコードや成果物で測ることができるものを、そこまで手間をかけて資格に落とし込む必要があるとも思えませんけどね。

資格の役割がない

そもそも資格というのは、大体がその仕事ができるのかをアピールするための必要とされます。

また危険であったり、他人の人生を左右しかねない立場の職業につくための免許的な役割を果たすこともあります。要するに

  • ○○の技術を持っていますので、○○の仕事ができますよ
  • ○○な知識を持っていますので、安心して任せてください

といったメッセージを雇用主や顧客に伝えるための証明書であるわけです。

プログラマ以外の職業の場合

確かに弁護士や医療関係、建築関係の職業につくときには、上で述べたような証明が必要になるでしょう。

下手したら人の命に関わったり、大きな金銭が動くわけですし、技術・知識を持っていることを資格以外で証明することが難しいからです。

全く未経験の人間が、

  • 自分で家を建てたことがあるので貴方の家を設計させてください!
  • 友達を弁護して冤罪から救ったことがあるので、弁護士として雇ってください!

といったところで頭がおかしいと思われてつまみ出されるに違いありません。

プログラマの場合

しかしプログラマやエンジニアの場合、自分の知識や経験を簡単にアピールしたり、証明することができるんですよね。

詳細は先の方に書きますが、ソースコードを公開したり、自分の作ったものをサービスとして世間に提供することが簡単にできるわけです。

弁護士や建築家を目指す人には難しい自己アピールを、確かな根拠を持って提供することができるのがプログラマという職業の面白いところです。

そういったアプローチが可能であることから、プログラマにとっての資格というのは形骸的になりがちで、実際に雇用する企業も資格を軽視する傾向があります。そもそもプログラマの提供する価値と資格という制度の相性が非常に悪いわけです。

資格勉強ではなく、何をすればプログラマになれるか

では資格を取るというわかりやすい努力の方向を失ったら何をすれば良いか。

必要なことは冒頭でも話しましたが、ソースコード・サービスの公開です。

ソースコード公開サービスを活用する

GitHubというサービスを使えばオンライン上に自身のソースコードを公開して、世界中のユーザーから評価を受けることができます。プログラマとして面談や商談を受ける際に、このGitHubのアカウントを聞かれることもあります。

サービスを作って公開する

一見難易度の高く見えるこの目標ですが、しっかりとした意志を持って本気で取り組めばWebサービスの公開はそう難しくありません。

https://tisnote.com/lets-create-web-site/

今の時代サーバーを借りてサービスを公開する手順なんてネット上にいくらでも転がっています。

最初はそれらのノウハウに出てくる用語がわからず、目が回ってしまうかも知れませんが、その用語について調べて、少しずつ前進していけば完璧に理解できずとも目標を達成することは十分に可能です。

僕はWebエンジニアとして活動しておりますが、自分が作成し、実際に公開しているサービスを紹介すると、毎回食いついてもらってます。

今だったらAWS上にRails on Rubyを使ってWebサービスを公開できれば、未経験でもそれだけでオファー来るんじゃないかってレベルです。

どうしても自分で成果物を作るのが難しそう・・・

それでも資格のような分かりやすいアピール要素が欲しい・・・という場合はプログラミングスクールを検討するのもありです。

とはいえ費用も時間もかかりますので、その辺りの判断は慎重に行なっていきましょう。

スクールによってはプログラミングの基本中の基本から体系的に教育してくれるものもありますので、よく吟味して自分にあったスクールを選ぶようにしましょう。

当ブログではプログラマの視点から高いパフォーマンスが期待できるプログラミングスクールを紹介しておりますので、興味があれば読んでみてください。

https://tisnote.com/webcamp-pro/

まとめ:資格は不要です

いかがだったでしょうか。プログラマやエンジニアを目指す上で資格の要否を悩んでいた人のお役に立てたならば幸いです。

よく読まれている記事

エンジニア独立

2019/4/15

フリーランスエンジニアになって大変だったこと・苦労したこと

どうも、フリーランスエンジニアのてぃすです。 このブログでは基本的にITエンジニアの独立を勧めることが多いですが、今日はちょっと視点を変えて、フリーランスエンジニアとして活動する上で、苦労することに視点を当ててお話していこうと思います。 世間ではフリーランスをもてはやす声、それに対する反論などが飛び交っていますが、多くの意見が「フリーランス」という一括りにしたもので、実情を捉えていないものがほとんどであると感じています。 この記事では実際に僕がフリーランスエンジニアとして活動してきた中でリアルに体験してき ...

続きを読む

エンジニア入門

2019/5/19

RubyでWebエンジニアを目指せるプログラミングスクール厳選4校

どうもフリーランスエンジニアのてぃすです。 エンジニアを目指すにあたり、もっとも確実性の高い手段がプログラミングスクールを活用するというもの。 そんなプログラミングスクールの中でJavaを扱っているプログラミングスクールが特に多いです。 しかしJavaを使ってエンジニアとしてのキャリアを開始する場合、SES企業などのスキルアップの保証のない企業に入ることになる確率が結構高い。 また官公庁や大企業での採用が多いことからスーツ勤務などといったエンジニア軽視の風潮が強い現場も多かったりします。 そうなるとカジュ ...

続きを読む

エンジニア入門

2019/4/15

最も効率の良いプログラミング学習フロー

こんにちは、フリーエンジニアのてぃすです。 エンジニアの需要が拡大し、売り手市場となったことから、プログラミングを学習し始めた人、学習してみたいという人がかなり増えてきています。 これからの時代プログラミングを学習することは、豊かな人生を目指す上で非常に強力なスキルとなってきます。 今回はプログラミング初心者の方々に向けて、最も効率的なプログラミングの学習方法を解説していきます。 はじめに この学習フローでは、遊びのメカニズムを利用して進めていきます。 どういうことでしょうか。説明していきます。 遊ぶ感覚 ...

続きを読む

エンジニア独立

2019/4/15

ITエンジニアが市場価値を知りたければエージェントを活用すべき

どうも、フリーランスエンジニアのてぃすです。 企業に雇われないフリーランスという働き方。 ITエンジニアという自分の技術を商売道具とする職業は、フリーランスとの相性が抜群だったりします。 僕自身文系かつエンジニア歴2年半で独立しましたが、1年目から年収1000万を軽く超えることができました。 独立してこれまでで学んだことは、ITエンジニアがフリーランスとなり効率よく稼ぐには市場価値の把握がもっとも重要であるということです。 市場価値という超重要な要素 ITエンジニアという職業はいくら高い技術を持っていても ...

続きを読む

エンジニア独立

2019/4/15

ITエンジニアの働き方比較(正社員/派遣/フリーランス)

最近ではITエンジニアの需要が激増し、特にプログラマーを目指す人が増えてきました。 今の時代、プログラマーをはじめとするITエンジニアを仕事として選ぶことは賢明かつ的確な判断と言えるでしょう。 その一方で、世間ではプログラマーの不遇が叫ばれていたり、IT土方などの蔑称で呼ばれていたりします。 それは働き方の選択を誤っているプログラマーがあまりに多いことが原因となっています。 稼げる市場であるということは、依頼主と技術提供者の間に入って、不当に利益を得ようとする存在が増えることに繋がります。そういった存在に ...

続きを読む

-エンジニア入門

Copyright© TIS ENGINEER NOTE , 2022 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.