- 紙をめくる感覚がないと読書をしている気がしない
- データの供給元(amazon)がなくなったら購入したものが無くなってしまうのではないか
- 本を購入してから家に帰るまでのワクワク感がない
- 液晶画面だと通常の読書よりも目が疲れそう
- Kindleに対応していない書籍もたくさんあるしなぁ…
電子書籍、主にKindleに関する情報を見るたびに、興味を持ちながらもこれらの感情を抱き、最近までは購入する気はなかったのですが…
買ってしまいました!
今回の記事では僕のように電子書籍に対して固定概念を持っていて、購入をためらっている方や迷っている人に向けて、『読書は紙派』であった身としての購入に至った理由を話していこうと思います。
Kindle(キンドル)とは
KindleとはAmazonが提供する電子書籍関連サービス、及び電子ブックリーダー端末の名称です。
読書の常識を変える存在として、多くの読書家から熱烈な支持を得ています。
てのひらを返すに至った経緯
私の読む本の種類
基本的に勉強目的でビジネス書を読むことが多いです。
もちろん趣味としての読書としてエンターテイメント小説もよく読みますし、息抜きにマンガを楽しむことも多々あります。
液晶画面で読書なんて…
僕自身はKindleを取り巻く賛否両論の中でも反対派(読書は紙派)に属する意見を持っていました。
理由は冒頭に書いた通り。
長年紙の本を読んで育った身として、電子端末で読書をするという行為に対して抵抗感を持っていたのです。
液晶画面というものはテレビや動画、ゲームなどを楽しむものであって、
それを用いて読書を行っている自分が想像できませんでした。
Kindleの使用感を読みあさる
何かしらのキッカケがあったわけではないのですが、ふと暇な時間にKindleの購入レビューや紹介ブログなどを読んでみました。
するとこれまで持っていた電子書籍へのマイナスイメージを払拭する意見の数々…
これまで自分が電子書籍に抱いていた感情は、使ったことのない人間の偏見でしかなかったのではないか。
そう考えてみて、今まで自分が電子書籍に対して持っていた負のイメージについて整理してみました。
紙をめくる感覚がないと読書をしている気がしない
タブレットというものは、自分の中で動画やゲームなどといったコンテンツを楽しむものでした。
それらの行為と読書というものを混同させたくないという気持ちがこのような意見を生んでいました。
リラックスした状態で静かな場所で紙を手繰って読み進めるという行為は、それだけで穏やかな時間を過ごさせてくれる僕は感じておりました。
この考え方自体が間違っていたとは今でも思ってはいません。
ただし同時に読書で最も大事なものはその内容であるという事実を思い出しました。
- 荷物が増えてしまうから本を持っていかない
- 電車の待ち時間などに本を取り出すのが億劫
このような自分の読書の機会損失を減らすことができるのなら、『感覚』という漠然としたものを理由にし、電子書籍という選択肢を除外するのは間違っているのではないかと考え直しました。
データの供給元(amazon)がなくなったら購入したものが無くなってしまうのではないか
こちらは単純にデータというものに対する不信感ですね。
実物の本ならば、購入して部屋においておけば、まず失ってしまうことはありえない。
IT業界に従事している身でありながら、まだまだ形のないものへの認識が古いのかも知れません。
今やAmazonは世界中の物流において覇権を握っているといっても過言でありません。
そんなAmazonが一大コンテンツとして売り出しているKindleのデータが喪失したり、少なくとも数年内にサービスが終了してしまう可能性は、家が火事になったり、泥棒に入られる確率よりも低いものであると考えられます。
それでも不安なら、一生ものとして手元においておきたい本のみ実物を購入すればよい、という結論に至りました。
本を購入してから家に帰るまでのワクワク感がない
こればっかりはどう考えを巡らせても電子書籍が勝る理由は思い浮かびませんでした。
同様にコレクター的な欲求を満たすことも電子書籍では難しいでしょう。
その為、ひとつ前でも述べたように自分にとってワクワク感を提供してくれる本については実物を購入すればいいか、と見切ることにしました。
必ずしも紙 or 電子書籍、片方に統一しなければならない理由はありませんからね。
コレクター願望に代替するものというわけではありませんが、Kindleにはかなりの数のケースが発売されておりますので、
自分好みの外観にして楽しむこともできます。
ちなみに私が本体と同時購入したケースはこちら
合成革製ですが、値段からは考えられない高級感と使い心地で大変気に入っております。
絵柄もたくさんの種類があります。
液晶画面だと通常の読書よりも目が疲れそう
スマホやパソコンの画面を長く見続けたときに感じる目の疲れから、読書という行為に際してそのような負担を受けたくない、という考えがありました。
しかし調べてみるとKindleシリーズにはe-inkスクリーンという技術が採用されており、ほとんど紙と同じ感覚で読むことができると言うではありませんか。
これに対してはレビューを読んで、購入に踏み切った後も疑念を感じてはいたのですが、実物を見て驚きました。
スマホやタブレットとは全く別物であると実感しました。
こればっかりは言葉でどれだけ語っても難しい部分ではありますが、子供向けおもちゃなどでもよく見る磁気ボードに近いのではないかなと個人的に思っています。
Kindleに対応していない書籍もたくさんあるしなぁ…
出版社の事情や電子化の手間などの関係からかKindleに対応していない書籍はたくさんあります。
しかし何度目かと突っ込まれそうですが、必ずしも読書すべてを電子書籍で統一する必要はないのです。
電子書籍に対応していればよし、もし対応していなかったら実物で購入すればよいのです。
今後Kindleがさらに発展していけば、対応する書籍も加速度的に増加していくはずですしね。
購入に至った決定的な理由
このようにマイナスイメージを整理してみると、今度はKindleを購入することで得られるメリットというものに、強い魅力を感じ始めました。
複数の本を持ち歩ける
基本的に僕は電車移動が多いので、出かける際は本を必ずと言っていいほどカバンに入れていました。
特に長距離移動が必要な場合は
『ビジネス書を読みたいけど、息抜きにエンタメ小説も読みたくなるかも・・・』
と考え、2冊以上の本を持ち運ぶこともありました。
1冊ならば実物の本もKindleも重さやスペースも大して変わらないのですが、2冊以上になるとかさばるし重い。
文庫本ならまだしもハードカバーの本となると1冊で小さなカバンなら一杯になってしまう…。
そんな悩みを持っていた私にとって、小説ならば300冊以上も持ち歩くことのできるというKindleの特徴は、それだけ僕を購入へと導く動機となりました。
重要箇所のマークがお手軽
特にビジネス書を読む場合、後々整理するために参考にしたい部分などをマークすることが多々あります。
紙の本でももちろんできる行為ではありますが、電車の中や隙間時間に行うといちいちペンを取り出して線を引いたりメモを書き込む、といったことが結構手間だったりします。
Kindleにはハイライト機能というものがあり、同様の行動を指でなぞるだけで行うことができるのです。
これなら読書を行う流れの中で手軽に重要箇所のピックアップができますし、更にマークした箇所をWebから参照することができます。
勉強目的で読書を行う人にとってこの機能は大変魅力的かつ効率的かと思います。
Kindleを使った読書ノートに作成にオススメの手順を紹介している記事はこちら。
https://tisnote.com/kindle-google-document/
まとめ
購入してからまだ1日と経過しておりません、正直な感想は
本当に買ってよかったです。
無料の本・コミックも複数あり、それらのコンテンツを楽しむだけでも元がとれてしまいそうです。
もちろん早速Kindle対応の書籍も購入致しました。
購入を決めてすぐに読めるということがこんなにも快適なものであるとは思っていませんでした。
今後使い続けることで読書の新しい可能性を見つけていければと考えています。
お読みいただき、誠にありがとうございました。
【追記】
Kindleとある程度付き合って落ち着いて魅力を紹介できるようになったため、Kindleの紹介記事を作成しました。興味があればご覧になってみてください!
https://tisnote.com/kindle-recommend/