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フリーランスエンジニアの適正価格をぶっちゃけてみる

更新日:

どうも、フリーランスエンジニアのてぃすです。

先日以下のツイートをしました。

すると結構な反響があったので、今日はこのツイートで語っているフリーランスをやる場合の単価の基準について、僕の経験を元にぶっちゃけてみようと思います。

なかなかITエンジニア同士で給与とか単価の話ってしにくい風潮があるので、少しはお役に立てるのではないかなと思います。

ツイート内容の詳しい解説

既にツイートで結論は言ってしまっていますが、

  • 都内勤務
  • ITエンジニアとしての実務経験2年以上
  • 週5勤務の業務委託契約

という条件化においては、フリーランスは最低でも月60円以上は請求すべき、ということです。

フリーITエンジニアの月収相場が65万円

ちょっと前にフリーITエンジニアの月収相場が65万円というニュース記事が話題になりました。

フリーITエンジニア、月収相場65万円 正社員より高額: 日本経済新聞
フリーITエンジニア、月収相場65万円 正社員より高額: 日本経済新聞

プログラマーなどIT(情報技術)エンジニアが不足する中、フリーランスのITエンジニアのニーズが高まっている。正社員の採用が難しい中ですばやく人手を補充しようと、正社員よりも高額な報酬を支払って登用する ...

続きを見る

一般的な正社員として働いていたりすると、この月65万円って結構高額に見えるかも知れませんが、税金とか保険とか諸々考えた時、特別高収入と言える額ではないんですよね。

60万円未満の案件は市場にそぐわない

その上で今回は60万円という基準を定めているわけですが、これは僕がこれまでの経験から判断した、

「資金に余裕のない企業でも出すべき額」

であるからです。

もしこれを下回るような案件があなたの元にやってきた場合、

  • 企業が必要以上にエンジニアの人件費をケチろうとしている
  • エージェントが不適切な割合のマージンを取っている

と言えるでしょう。

いくらやりがいがあったり、勉強になるような企業であっても、月60万円以下の低価格帯で受けて企業の節約を手伝うのはナンセンスです。

フリーランスエージェントは企業とのコネクションや契約の肩代わりをしてくれる便利なサービスですが、それでも余分なマージンを与える義理はありません。

あなたがもしそのあたりを妥協して60万円に満たない契約をした場合、その分ITエンジニアの相場は低いものとなりますので、業界全体にとっても損失となります。

都内&実務経験2年以上がキー

さて、なぜ60万円がボーダーになるかということについてはお分かりいただけたと思います。

次に前提条件として据えている都内勤務と実務経験2年以上という部分について説明いたします。

ITエンジニアをやる上で都内は聖域である

当然ITエンジニアとして活躍する場は日本全国に存在します。

地方であれば物価や家賃も安く、そこまで都内と地方の賃金の差がなければ地方で働く戦略を取れるかも知れません。

しかしことITエンジニアに限っては、都内で活動する優位性が他の職業の比ではないんですよね。

まずそもそもの案件数が地方に比べて圧倒的に多い。そして多いということはその分先進的な技術や働きやすい環境を採用している案件も選べる余地があるということですので、キャリア設計の面も含めて有利となります。

さらに一般的な職業よりも給与・単価もかなり違ってきます。

感覚では月10万円以上の差がつくのも決して珍しくありません。高単価になりやすいITエンジニアであれば、その差はより大きくなります。

そのためこれからエンジニアになりたいと考えている人も、高収入・リモートワークを目指したいという現役エンジニアも、都内を選択することで大きく難易度を下げることができると言えます。

実務経験によるハードルについて

今回はキリがよく、自身の経験にも基づいているということで、実務経験2年以上という基準を設けてお話しました。

ただ優秀かつ熱意のある人であれば、1年以上でも同基準で案件を選ぶことができるでしょう。

で、あとは年数が増えればそれに比例して単価が自動的に上がっていくか、というとそうでもありません。

もちろん年数によって増えるという可能性も0ではありませんが、それまで培ってきた経験や自分の売り込み方を磨いていくことによる効果の方が単価を左右するようになります。

あとは身も蓋もないことを言えばコネクション。優秀な営業や低マージンのビジネスパートナーを見つけることもより高単価を目指す上で重要になっていくでしょう。

まとめ:フリーランスになるのなら稼ぐ気概を

正直フリーランスとしてITエンジニアが独立するのであれば、妥協せずに稼ぐという姿勢を持って欲しいと思っています。

安請け合いをするエンジニアが多ければ、企業としてもその低価格を基準に人材を集めようとするわけで、エンジニア全体の相場が下がってしまいます。

報酬が高ければ少なからずモチベーションにも影響がありますので、是非とも今回の記事を参考に価格設定を見直してほしいです。

高単価を狙えるフリーランスエージェントは以下の記事などで紹介しています。よかったら参考にしてみてください。

【2019年版】現役フリーランスエンジニアがオススメするフリーランスエージェント4選

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