どうも、フリーランスエンジニアのてぃすです。
巷で語られているITエンジニアの働き方といえば、正社員 or フリーランス、というのが主流として語られています。
しかしITエンジニアにとって美味しい働き方がもう1つ存在しています。
それが今回紹介する派遣エンジニアです。
ぼくもフリーランスエンジニアとして独立する前の準備期間に派遣エンジニアを活用しました。
今日はその派遣エンジニアという働き方の魅力と活用方法について紹介していきます。
派遣エンジニアとは
今回紹介する派遣エンジニアという働き方を一言で表すと、
「希望の案件が見つかったときに派遣会社と契約して仕事をする働き方」
といえます。登録型派遣と呼ばれることがあります。
他にも最終的に正社員になることを見越した紹介予定派遣などもありますが、派遣会社によって提供されているかどうかは異なります。
少し前までは一般派遣と特定派遣という区別もありましたが、今は特定派遣が法律で禁止され、SES契約という言葉に置き換えてお茶を濁されるようになりました。そのため現状派遣エンジニアといえば一般派遣として考えておけば良いでしょう。
一般派遣は許認可制なので、要件が厳しかったりします。
小難しいことが苦手な人は上で言ったように「希望の案件が見つかったときに派遣会社と契約して仕事をする働き方」と捉えてもらって問題ありません。
派遣エンジニアのメリット
では、この派遣エンジニアという働き方がどのように魅力的な働き方であるのかをお話していきます。
世間的に派遣という働き方には、
- その日暮らしの低賃金
- アルバイトと対して変わらない働き方
といったイメージがあります。
しかしITエンジニアに限っては実はこの通説とは全く異なる状況になっています。
意外に高収入
派遣エンジニアは案件によりますが、その多くが時給2000円以上となっています。
特に業務経験があるエンジニアが都内で案件を探せば普通に時給2500円以上で働けます。
一般的な正社員の労働時間である160時間で換算すると、月給40万円、年収500万円近くなります。しかも残業があった場合、その分もしっかり加算されます。
もしそれよりも低い年収で働いているのであれば、これから述べるメリットも踏まえて派遣エンジニアの方が得する可能性が高いでしょう。
また実際に僕が派遣エンジニアとして働いていたとき、時給4000円以上で働いているエンジニアもザラにいるという話も聞いたので、天井もそこまで低くないと言えるでしょう。
自分で案件を選べるのでキャリアコントロールしやすい
さらに派遣エンジニアには正社員と比べたときにキャリアコントロールがしやすいというメリットもあります。
例えば自社開発の企業に正社員として入社した場合、その企業でメインとして使われている技術にロックインされてしまう可能性が高いでしょう。
客先常駐をメインとしているSES企業であれば営業の都合で案件を決められるということが多いので、自分のやりたい技術を扱うというのは難易度が高いです。
一方派遣エンジニアの場合、エンジニア自身が案件を選ぶことができます。
つまり扱う技術を選ぶイニシアティブがエンジニア自身にあるのです。
僕がパーソルテクノロジースタッフを使った時も、こちらの希望をしっかりとヒアリングした上でそれにマッチした案件を紹介してくれました。あとはその中で自分に合いそうな案件があれば契約を進める、といった流れです。
流行り廃りの激しいIT技術を扱う職業において、柔軟に自身のキャリアをコントロールできるというのはそれだけで非常に大きなメリットと言えます。
充実した就業サポート
派遣はアルバイトと変わらない、という意見がありますが今は福利厚生・年末調整・社会保険の加入などを揃えた派遣会社も存在し、ほとんど正社員と変わらないレベルで企業の力を借りることができる環境にあります。
IT系の中小企業は福利厚生がしょっぱいところも多いですので、下手したら派遣エンジニアになった方が手厚いサポートを得られるようになった、なんてこともあり得るでしょう。
パーソルテクノロジースタッフといったエンジニア派遣の最大手では上で述べたようなサポートはもちろん、交通費の支給も行なっていたりします。
入りやすく辞めやすい
派遣エンジニアはフリーランス、正社員よりも圧倒的にハードルが低いです。
フリーランスエンジニアよりも期待値は低く、正社員と比べて企業側としてもリスクが少ないので、経験が少なくても比較的自由に仕事を選ぶことができますし、場合によっては未経験でも開発案件に参加することも可能です。
また短期間で辞めることも一般的なものとして認識されているので、別に条件の良い案件を見つけた時も、担当営業に伝えるだけでスムーズに辞めることができるのも地味に嬉しいところです。
派遣エンジニアはいい意味で働く企業との関係がドライです。
派遣会社とも、実際に働く企業とも、ある意味ビジネスパートナー的な関係といえます。
そのため正社員にありがちな、つまらない社内イベントや雑用などに煩わされる必要がないという点も隠れたメリットといえます。
オススメのエンジニア派遣サービス
一口にエンジニア派遣といっても、サービスの質は派遣会社によっても異なります。
僕も実際にフリーランスになる前に使ったのですが、サポートの充実、時給の高さ、週4以下の時短勤務も取り揃えているパーソルテクノロジースタッフがオススメです。
営業の方もIT業界・エンジニアに対する理解が深く、自分のキャリアプランについて相談しながら、ストレスなく案件を見つけることが可能です。
また前の方でお話した紹介予定派遣も扱っているので、最終的には正社員を目指しているという人にとっても魅力的です。
最近は交通費も支給するようになり、より一層手厚いサービスになったと言えるでしょう。
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キャリアスタート・キャリアチェンジには最適
このように派遣エンジニアは世間の派遣に対する印象とはかけ離れた特徴を持っています。
とはいえフリーランスエンジニアと比べると、マージンなどの都合から収入面ではどうしても派遣エンジニアは劣ります。
そのため派遣エンジニアとして経験を積んで、高収入なフリーランスエンジニアを目指すという戦略もアリです。
どんな働き方にしろ、その特徴を理解し利用することで賢くITエンジニアとして生き抜いていきましょう。
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