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エンジニアがリモートワークをして感動したお話

更新日:

こんにちは。フリーランスエンジニアのてぃすです。

僕はエンジニアとして活動する中で、メインで参加しているプロジェクト以外にもフルリモートでもう1つのプロジェクトにも参加しています。

今日は実際にリモートワークってどんなもんなのかについてお話していこうと思います。

前置き

リモートワークの話題については各種メディア、ブログやSNSでも度々盛り上がっています。

  • 通勤時間の短縮になる
  • 通勤で使う体力を仕事にまわすことができる
  • 家庭の事情などで外で働けない人も活躍することができる

などのポジティブな捉え方もあれば、

  • ビジネスを運ぶ上での意思疎通コストが高い
  • サボっていても分からない
  • セキュリティ上のコストが高い

といったネガティブな意見も同様に目立っています。

 

その上で僕がリモートワークに対する意見を述べるとするのならば、

リモートワーク最高

ということです。

まあ否定的な意見のほとんどは雇用する側があげているものですし、僕が言うまでもなくリモートワークのメリットは何となく想像できるのではないかと思います。

その上で実際に体験して感じたメリット・デメリットについて話していこうと思います。

通勤が必要ないことの莫大なメリット

リモートワークのメリットの中でも最もわかりやすく、かつ最も効果の大きなメリットが通勤する必要がないと言う点です。

経験したことがなくても分かる単純なことではありますが、実際にやってみて得られるメリットの多さには驚きすら覚えました。

通勤時間分の行動を自分の自由にできる

僕は新卒で社会人になってから

企業は通勤時間に対しても給料を払うべきである

と思い続けていました。

人によって20分程度で通勤可能な人もいれば、2時間近くかけて通勤している人もいるのに、その差分が給与に現れないと言う理不尽さに納得ができていませんでした。

なら近くに住めばいいと言ってしまうのは簡単ですが、家庭の事情であったりオフィスの近くに住むだけの報酬がそもそも支払われていないケースもある中で、遠距離通勤者に対する補填がないのはどうなんだと考えています。

「通勤時間に読書などをすれば時間の無駄にはならない」と言う人もいますが、それは座席に座れるかゆとりのあるスペースが電車内で保証されている場合に限られる行動です。

特に都内であればそう言った状況はそうそうありません。せめてフレックス制度などで通勤ラッシュを避けるすべが提供されているのなら別ですが。

仮に何とかできたとしても近距離に他人がいる中で行う読書・学習・仕事の効率は集中して取り組める環境におけるものとは雲泥の差があります。

リモートワークの場合、人によっては数時間を奪われる通勤時間の間に仕事を進めることもできれば、自己研鑽に集中して取り組むことが可能となります。

特にエンジニアの場合、仕事外でのスキルアップが特に大きな効果を生む職業ですし、仕事を終わらせて空いた時間に副業に取り組むことができる可能性も高いですので、リモートワークによって得られる効果は他の職業よりも大きいと言えるでしょう。

自分だけのスペースでリラックスして取り組むことができる

エンジニアと言う職業は基本的にデスクの前で黙々と取り組むことが多いです。もちろん仕様のすり合わせやスケジュールの調整でコミュニケーションを取ることはありますが、ベースは自分のタスクを消化していくパターンが多いでしょう。

そうなると周囲が営業や企画の方々がやりとりやディスカッションをしていると気が散ってしまい、作業効率が落ちてしまうこともあります。

最近ではイヤホンをつけて就業することが許されるところも多いですが、そうでない場合周囲の音に悩まされることは多いです。

これがリモートワークの場合、自分に適した環境において、周囲の雑音に邪魔されることなく作業を進めることが可能です。

同じ姿勢で疲れた時にはまわりの視線を気にすることなく、立ちながらや寝転がりながら作業したって誰にも咎められません。

人によっては気になるかも知れないリモートワークのデメリット

僕としてはリモートワークのメリットが大きすぎて、さほどデメリットと感じませんでしたが、

「人によっては気になるかも知れない」リモートワークの実態についてもお話しておきます。

面と向かってのコミュニケーションが少ない

リモートワークなのですから、当然何か気になる点を質問したり、説明する時に直接面と向かって話すと言うことができません。

実際に顔を合わせて話すことで伝えやすくなることもありますので、チャットや電話でのコミュニケーションに負担を感じやすい人にとってはこの点は辛いかも知れません。

エンジニアの場合、基本的なコミュニケーションはチャットを使われることが多いです。プラス伝えにくい内容の場合、リモート通話を行うと言った感じです。

ビデオ通話も無料サービスを使って行うことができますので、個人的にはそれで十分意思疎通はできていると感じています。

ストイックに成果が求められる

リモートワークの場合、雇用している側としては社員がちゃんと働いているかどうかは結果を見ることでしか判断することができません。

そうなると結果が出せない場合にサボっていると見なされる可能性もゼロではありません。

雇用主が見積もっていた以上に時間がかかりそうな改修や実装の場合はそれを適切に伝えるコミュニケーション能力があれば発生しない問題ではありますが、そう言った自分の状況を相手に目に見える形で伝えることが難しいと言う点は確かにデメリットであると言えます。

とは言え結果と言うのはリモートワークでなくとも当然求められるものではあります。

頑張っているから許して、と言うのは最初のうちは問題ないかも知れませんが、なんども続けていれば信用の低下は免れません。

そのため結果を出す・アピールする経験を積んでおくことができると言うメリットとして置き換えることもできます。

まとめ:リモートワークはいいぞ

僕もリモートワークに憧れを抱きながらも最近までは一度も経験したことがありませんでした。

しかしフリーランスになって1ヶ月も経たずにフルリモートの案件に運よくオファーをもらうことができました。

そこで感じたのはここまで説明したような想像を超えるメリットでした。

理屈ではわかっていても体験してないと感じられないものというのはどうしてもあります。

エンジニアという職業は柔軟な働き方の広まりが進んでいますので、是非体験してもらいたいと思っています。

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