こんにちは、フリーランスエンジニアのてぃすです。
エンジニアという職業の中でも高収入とライフワークバランスを実現して充実した人生を送っている人もいれば、低い給料と長時間労働で疲弊しきっている人もいます。
僕も半年前まではエンジニアという職業を見限ってしまおうかと真剣に考えるほど、残念な状況にいました。
しかしこのまま終わってしまうのは悔しいと思い一念発起して行動を起こし、半年の間に月収を3倍以上あげることに成功しました。自分言ってて胡散臭い話ですが、実体験です。
キャリア向上を目指した行動の中には、意識して行ったこと、意識せずに行ったことがありますが、結果としてこれは間違いなく自分のキャリアアップに繋がったなと確信しているものが3つあります。
今回はその3つのキャリアアップのためのテクニックを自分の行った行動と結果を交えて紹介していこうと思います。
一度身につけて習慣づけることができれば継続的に効果が期待できるテクニックですので、是非参考にした上でも実践して見てください。
エンジニアであることを周囲にアピールする
自分がエンジニアであるということを多くの人に知ってもらうことが、重要であることに気づいていないエンジニアは多いです。
チャンスはあらゆるところに転がっている
今は多くの企業がエンジニアを欲しがっている状況です。需要に対してエンジニアの数が圧倒的に足りていない。
なのでビックリするような意外な状況で独立や転職のチャンスが舞い降りてくることが結構な確率で発生します。
僕は偶然飲み会で知り合って、「エンジニアやってますー」って話をした人から後ほど連絡をもらい、リモートワークでの副業をいただいたり、好条件での転職オファーをいただいたりしてきました。特に特別な技術を持っているわけでもない、文系卒の中途エンジニアにも関わらずです。
普段接しているのが会社の人ばかり、飲み会や集まりに行く時間も取れないという人でも諦める必要はありません。
TwitterやFacebookなどのSNSを通じて、自分がエンジニアであること、仕事で使っている技術、どんな業務を行ってきたかを外部に伝えるだけでも大きな効果があります。
実際に僕もこれまで2回、SNSを通じて業務委託契約を結ぶに至りました。いずれも「正社員としての契約も可能」というスタンスでお話しさせてもらいましたので、好条件での転職を目指したい人にとっても非常に有効です。
仕事探しが求人サービスの中でしか行えないという決まりはありません。
特に最近では柔軟な考え方で人材を集めている企業が多くなってきているので、是非そういったチャンスを狙うためにも普段から自分がエンジニアであることをアピールして行くべきです。
面接の場数を積む
転職や独立をするにあたり、基本的に面接という儀式は避けることが難しい存在です。
エンジニアの中には面接が苦手であったり、職務経歴書があれば十分だろうという考えから適当に済ませている人が多くいます。
しかし面接でどれだけ自分の経歴や人柄を伝えることができるかが、キャリアアップにおいて非常に重要なキーとなってきます。
完全に技術だけが見られることは少ない
まずエンジニアの仕事内容が技術的なことであっても、企業で働く人は一緒に働きたいと思える人材を欲しています。
別に積極的に飲み会やランチに参加しろというわけではなく、しっかりと相手の話す内容を理解し、適切な受け答えをできるようになるべきということです。面接慣れしておらず、緊張してまともに受け答えできないような状況だと、そういった当たり前のやりとりすら行えないという印象を持たれることもあります。
コミュニケーションの重要性については賛否両論ありますが、エンジニアだけで完結するプロダクトというのはほとんど存在しませんので、僕は必ず磨いておくべきスキルだと考えています。
また流れとしても技術的なことしかできないエンジニアよりも、ビジネス側の意図を汲みながら能動的に動くことができるエンジニアに対する需要が大きくなってきています。
スキルシートだけでは力不足
エンジニアの面接となると面接官がエンジニアとして登場するケースも多くあります。
そうなると人を見るプロではないことが多いですから、職務経歴書だけでは自分の技術・経験・熱意が十分に伝えられないケースが発生しえます。
そんな時に自分がこれまでやってきたこと、その中で考えてきたこと、今後どのように活動していきたいかを淀みなく伝えることができるスキルが非常に重要となってくるわけです。
僕自身この面接のスキルというものを磨くために派遣やエージェントを通じて短期間でかなりの数の面接をこなしました。
おかげで最近では緊張もしなくなり、質問に対する応答も滑らかに行うことができるようになり、面接通過率もほぼ100%にまで至るようになりました。
なのでいつかは転職や独立をして見たいと考えが生まれたら、すぐに今いるところを辞めるつもりがなくても、面接をいくつか経験しておくと、いざ動き始めた時に大きな余裕を持って挑むことができるでしょう。
成果物を公開する
僕がキャリアアップに挑む中で最も大きな力を発揮してくれたものが、個人で作成したWebサービスの公開でした。
ある程度技術があれば、OSSへのコミットなどを積極的に行うことでもアピールが可能です。
とはいえ僕と同じような立場で、そこまで習熟した技術を持っていない場合はWebサービスの公開を強くオススメします。
面接中にPCから見てもらうことができますので、視覚的なインパクトもありますし、何かを実現するという意思を持ってものづくりをしたという経験は経営者などから見ても高いポイントを得ることができます。
自分でサーバーを借りて環境構築をしたという経験については技術的な視点から見た時にもアピールポイントとなります。
僕はRuby on Railsの学習の仕上げとして作ったものを成果物として見せたのですが、予想外に面接において食いついてもらえることが多く驚いた記憶があります。
ある程度時間はかかりますが、調べれば多くの情報がネット上に転がっていますので、ある程度の根気があれば難しいことではありません。
その結果非常に大きなリターンが得られることを身を以て体験していますので、現状を変えたいというエンジニアにはぜひ試してもらいたいと思います。
まとめ
人によっては当たり前と思われるテクニックもあったかもしれません。しかし実践している人は意外にも非常に少ないです。
ガムシャラに勉強することももちろん大切ですが、その努力を無駄なく自分の待遇向上に繋げるテクニックについても常に意識しておくことべきです。