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エンジニア独立

正社員エンジニアという働き方を批判してみる

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今回はちょっと過激めなタイトルを飾ってみました。

僕はエンジニアとして、正社員・派遣社員・フリーランスとして働いて来ていますが、その中でどうしても正社員という働き方が特別もてはやされているのかが分かりません。

とはいえ有名理系大卒で競争力激高な大手企業のスーパーエンジニアだったり、激レアホワイト企業に勤めている人に反論されたらぐうの音も出ないというか、論点が変わってきてしまうので、以下の条件に当てはまるような正社員エンジニアに向けてのお話ということで読み進めていただければなと。

  • 20代で年収300万円以下
  • 30代より上で年収500万円以下
  • 文系大卒エンジニア
  • 自分の仕事が楽しいと思っていない
  • レガシーシステムの運用を主な業務としている

だいぶガッツリ予防線張っちゃってますね。

世間の印象

世間では非正規社員の割合が上昇しているということで、悲観的な意見が飛び交っていますね。

実際、構成労働省が発表した2017年の統計では、男性なら2割、女性は6割以上がパート・アルバイト・派遣などの非正規雇用で働いているという事実が明らかになっています。

確かにコンビニアルバイトであったり、事務やイベントスタッフでその日暮らしをしている、というイメージしか非正規雇用に持っていないのであれば、ネガティブな印象を持つのもしょうがないことだと思います。

しかし個人の技術に依存するような職業、今回述べるエンジニアという職業においては世の中が想像するものとは全く異なる実情が広がっているわけです。

そりゃITエンジニアの非正規雇用の実態なんてコアな情報が一般的にメディアで紹介されるなんてほとんどありませんからね。

正社員エンジニアの状況

まず前提として、エンジニアという働き方と正社員という雇用制度の相性っていうのがあまり良くないというのが僕の考え。

稼げるエンジニアというのは、最新の技術的な流行や傾向に敏感であり、幅広い需要に答えることが可能なエンジニアです。

しかし正社員のエンジニアとなるとどうでしょう?

社内エンジニアであれば、ほぼずっと同じプログラミング言語や技術を使ったサービスの保守や改善。

客先常駐型のエンジニアであれば、お金を出す客先が使っている技術に振り回される。ツールやライブラリの制限などもあったりします。

いずれも上で述べたような稼げるエンジニアの条件である、保持技術の鮮度・汎用性を殺すものでもありますよね。

でも専門性って大事でしょう?

その通り、たしかに専門的な知識・経験を蓄積することはエンジニアとしての価値を高めるためにも重要なことです。

しかし長年同じシステムに触ってきただけのエンジニアが得られる専門性というのは、どうしてもそのシステムにおける文化や独自仕様によって価値は薄くなってしまいます。同じジャンルの複数のプロダクトにおいて、様々な機能の実装であったり、問題の解決をこなしていくことによって、本当に専門性のあるエンジニアと言えることになります。

例えば通販サイトのプログラマを募集する際に以下のどちらがより求められると思いますか?

  • 6年間、同じ通販サイトの開発や保守を行ってきた
  • 6年間、2年ずつ3つの通販サイトの開発や保守を行ってきた

この2つであれば間違いなく下のエンジニアがより求められる専門的エンジニアと言えます。ちなみに特定派遣を主な事業としている企業で正社員として働いていれば確かに色んな現場を経験できるはと思いますが、そういう企業は個人の要望が通らない割合が非常に多いので、目指すべき専門性を培うことは難しかったりします。

正社員の方が安定しているという意見について

このような議論において安定性とは何でしょうか?福利厚生?傷病時の手当?退職金?1つずつそれらの要素があなたの生活と将来を安定させてくれるものなのか考えていきましょう。

福利厚生

基本的に最初に述べた予防線を乗り越えてここまで読み進めた方は中小企業でエンジニアをしている方が多いかと思いますので、よっぽどイケイケな企業でもない限り、福利厚生は交通費・一部家賃補助・サービス施設優待などでしょう。

正直行ってその分給料を加算すればいいじゃん?というレベルでしょうもないものだと僕は感じています。

フリーランスや派遣といった働き方で得られる給料が正社員と同等なのであれば、福利厚生の有無は判断基準になるかもしれませんが、エンジニアにおいては正社員の給与額ってエンジニアの非正規雇用に比べると低いパターンが多いんです。

それに施設優待とかなんて使わなきゃ利益を得られないとか酷すぎませんか?一部のスポーツ好きがジムに通うために自分の働いて出した利益が使われているとかしょうもないです。

傷病時の手当

確かにいつ体調を崩すかという不安は人間誰しも持っているものです。とはいえそんな低い確率の事象に怯えるあまり、低賃金に何年も甘んじるというのも生きる上での本末転倒じゃありませんか?

この正社員のメリットというのも基本的には、保険のようなもので、訪れるかもしれない不運に対するギャンブルと言えます。

そういう不安が強い人は別に任意で保険などに入れば良いわけですし、この正社員の特典が働き方を選ぶ基準にはなり得ないと思います。特に健康を損なう可能性の低い20代の人でかつ独身だったりしたら、この部分を気にしすぎるのは勿体無いと言えます。

最近では正社員並みの保証を揃えたフリーランスエージェントもあったりするので、安心感の差もだいぶ埋まってきているのかなと。

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退職金

あなたが定年退職するまで会社が残っていて、退職金がキッチリ支払われるという揺るがない自信があるのならば、信じて見るという選択肢も十分理解できます。

10年程度働いて退職金をもらってから転職してキャリアを積んで行こうと考えているのならそれも1つの道と言えるでしょう。しかしこの業界で10年も同じシステムだけを触り続けていたらきっと浦島太郎シンドロームに陥るのではないでしょうか。

更に企業の寿命は結構な勢いで短くなってきており、あなたが勤め始めて退職金が出るまで生き残る企業を見つけるというのは、骨の折れる作業となってきています。

情報収集のためにITベンチャーで活動している人に何度か話を聞いたりしていますが、東京五輪が終わったタイミングあたりで、中小IT企業がゴロゴロ倒産するよという話がちょいちょい出ています。別にそれらを鵜呑みにするつもりがありませんが、結構な割合で出てくる意見ですので、全くのデタラメとも言えません。

あなたが技術を武器に戦って行きたいのなら

もしあなたがマネージャーなどといった管理職に腰を据えたいのならば、正社員として働くことがベストかもしれません。僕だったら個人を抑えてえげつない労働時間とストレスが待っている中小企業の管理職で働きたいとは思いません。

ともあれ技術者として手に職つけて働き続けたいと思うのなら正社員という働き方が必ずしもベストではないと気づいていただけたのではないでしょうか。

あなたは今の現場で長年勤め続けた知識から頼りにされ、重宝されているかも知れません。

でもその現場やシステムっていつまで継続すると思いますか?もし自分が働き続ける間になくなるかもしれないと思った場合、他の現場で自分が必要とされ、活躍できると思いますか?

またそのシステムが自分が働き続ける間は使われ続けるだろうと思っていても、今後幼少の頃よりITと慣れ親しんできた世代がエンジニアとして社会に出てきたときに椅子取りゲームで勝てる自身はありますか?スマホばっかりいじっている世代と舐めたらいけませんよ。15才がアプリをリリースしてランキングに載る時代ですから。

正社員として働いていると、そういったキャリアに関する長期的な視力が麻痺ってしまうから怖いですよね。

ではどう働けば良いか

もう再三このブログで言ってきましたが、IT技術者として高収入を目指すのならばフリーランスが効率的です。

個人で仕事を見つけられる自信がないとしても、企業の紹介や契約手続きなどを代行してくれるギークスジョブレバテックフリーランスなどといったエージェントがいくつも存在していますし、派遣でもエンジニア派遣の「パーソルテクノロジースタッフ」などエンジニアに強いサービスを使えば下手な中小企業の正社員を超える収入を得ながらキャリアを積むことも可能です。

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