monaca等外部ツールで作成したAndroidアプリなどの動作確認をしたいけどAndroid端末を持っていない…
とお嘆きの開発者の方にAndroid Studioのエミュレータを使ったアプリの動作確認方法について紹介します。
Android Studioのインストール
こちらからAndroidの開発ツールであるAndroid Studioをインストールしてください。
https://developer.android.com/studio/index.html
ダウンロードされたファイルを実行するとインストーラーが起動されます。
基本的にデフォルトで進めていけば問題なくインストールが完了します。
プロジェクト作成
Android Studioで開発を行うわけではありませんが、エミュレータを使用するために新規プロジェクトを作成する必要があります。
インストールが完了し、起動すれば下記の画面が表示されますので、一番上のプロジェクト作成を選択してください。
アプリケーション名やドメインを入力し、Nextをクリック
あとはサクサクとデフォルトで進めていきます。
AVD Managerの起動
赤マルの部分のメニューをクリック。
Create Virtual Device...をクリック
あとは動作確認を行いたい端末を選択していきます。
iPhoneユーザーなのでAndroid端末事情には疎い為、ひとまずNexas5。
次の画面でx86 Imageタグを選択し、取得可能なイメージを選択します。
基本的にABIの欄がx86のものを選択しておけば問題ないでしょう。
作成が完了すると仮想端末の一覧として、下記の画面が表示されますので、対象の仮想端末の再生ボタンをクリックすればエミュレータが起動します。
起動時、HAXMが必要だよ!と警告が出ます。
HAXMとはIntelの提供する、エミュレータの速度を改善してくれるプラグインのようなものらしいです。
OKを選択して、HAXMをインストールします。
デフォルトでセッティングを進めていきます。
以上で見事にエミュレータが起動してくれました。
アプリのインストール
アプリはエミュレータに対してAndroidアプリファイル(.apk)をドラッグするだけでOKです。
インストールされたアプリはアプリ一覧やメニューに追加されていますので、クリックすれば起動します。
これで思う存分アプリの動作確認が行えます。